年末年始の行事のいわれ

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年末年始は日本ならではの風習がたくさんあります。

大掃除やお飾りをして年神様を迎え、お雑煮やおせちを食べてお正月を祝いますが、この年末年始の行事を数字で見てみましょう。

年末のお飾りを12月31日に行うのは「一夜飾り」と言われて、避けるように言われてます。

これは、年神様をお迎えする準備を前日に慌ただしく行うのは失礼であるから、また、29日の飾り付けも「九(苦)」に通じるので避けられてきました。

ですので、12月28日か、30日に行うのがいいとされています。

お正月明け新年二日は「書初め」を行います。

なぜ、元旦ではなく二日なのかと言いますと、1月2日は「事始め」といい、仕事始めの日だったのです。

農家では田や山の神様を祀って仕事の準備をし、商家はこの日に初荷を出荷しました。

パソコンもワープロもなかった時代、文字を美しく書けることは出世に繋がる重要な能力でした。

そのため、文字の上達を願って新年2日に行う「書初め」は、とても大切な儀式だったのです。

年末にお飾りした鏡餅をおろし、お雑煮やぜんざいなどにして振舞うのが1月11日の鏡開きです。

武家で、鎧等の具足と一緒にお供えしたお餅をお雑煮にして食べる「具足開き」の風習が一般化したもので、もともとは1月20日に行われていました。

ところが、三代将軍徳川家光が1月20日に亡くなったために、11日に変更されたそうです。

もともと武家の習慣だっただけに、鏡餅を包丁などの刃物で切るのは切腹等をイメージさせるため、木槌などで砕いて割ります。

割るという言葉も縁起が悪いので、「開く」という言葉が一般的に使われるようになりました。

他にも七草粥など、数字に縁の深い習慣が多い年末年始。

先人の思いを受け継いで、これからも次代に伝えていきたいですね。

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